「仕事と同じことをしても、なぜかヤマナハウスだと楽しい」と口にしているガンさん。夜中に来て前泊したり、イベント後にそのまま泊まったり。ヤマナハウスで過ごす時間そのものを楽しんでいる様子です。どういう面白さを感じて参加しているのか。伺ってみました!
話し手:只野巌(ガン)さん(ヤマナハウスメンバー)
ヤマナハウスで1人泊まる時間を満喫
――どういうきっかけでヤマナハウスを知ったのですか?
ガンさん 30年来の親友が、先にここのメンバーになっていたのがきっかけ。ある時「おもしろい場所があるよ」と誘われたのね。2020年の末頃だったかな。
――最初に来た時の印象はどうでした?
ガンさん 初回になんと水道工事の話が出てきた。「この辺に蛇口作りたいんでお願いします」みたいな(笑)
――本業が水道関係ですもんね
ガンさん そう。その情報が先行して伝わっていたようで。仕事では、水道の緊急対応等に出向くことをしているんです。自己紹介としては「水道屋さん」です。
――この地域に来られたことはあったのですか?
ガンさん 実家が三浦半島の方なので、学生時代によくフェリーで遊びに来ていましたよ。アクアラインがまだ通る前。車が好きだったので、ドライブ先だったなぁ。お気に入りのお店が館山の方にもあったし。
――なるほど! それでこういう活動も知って、会員に入られたと
ガンさん おもしろく過ごせるなと思いましたね。父がDIY好きで、僕自身も結構好きだったし。あとこの里山の雰囲気もすごくいいなと。母方の実家が丹波の山奥のお寺で、そこによく遊びに行っていたんです。それこそ築300年くらいの家で、裏に竹林が広がっているようなところ。
――そういう体験もお持ちなんですね
ガンさん 五右衛門風呂があって、焚き火をしたり竹で水鉄砲を作ったりして。もちろんそれとは違うんだけれど、自分の好きな場所で過ごせる感覚が似ているのかもしれない。僕は結構月例前後にヤマナハウスで泊っているんだけれど、自然に囲まれた場所で1人過ごす感覚が好きで。それを満喫しています。

仕事と同じような作業でも、ヤマナハウスでは違う面白さに
――コミュニティの雰囲気はいかがですか
ガンさん 何と言ってもこの「ゆるさ」がいいなと思いましたね。みんなが好きなことをやっているという空気感もすごくよかった。
――ガンさんはやはり、水回り作業をされていることが多いですよね。というか、おかげさまで水回りが充実してきたというか
ガンさん 仕事も楽しくやっているけれど、ヤマナハウスで仕事のスキルを生かせるのは、また違った楽しさがあると思っています。進化中のヤマナハウスを作る一部でもあるし、いろいろと作業のことを聞いてくれるので解説のしがいがあるし。DIYに興味がある人が多いから、「こういうときにどうするの」という感じで会話が広がっていくのも面白いなと思っています。
――結構、経験のないことを調べて挑戦していますよね
ガンさん そう。仕事では修理が専門だから、新しく水道を伸ばすなんてことはしたことがなかったんです。でも奥ヤマナというエリアまで水道を伸ばしたいという話になって、結構やり方を考えましたね。距離を測って、ルートを考えて、必要な材料を調べて……という感じでした。実はみんなが持っている工具をいろいろと試せるのも、かなりありがたいんです。知らないことも多いし、自分で揃えられないものも使えるし。
いろいろな意見が出て、気づいたら形になっている
――月例以外にもいろいろと参加されていますよね
ガンさん 里山バルとかアカデミーとか、結構参加している方でしょう。ヤマナアカデミーでプロの大工さんから話が聞けたのは、勉強になりましたね。家の構造をそこまで知らなかったので興味深かったし、実際に空き家DIYでは壁や床をはがして見ることもできたので実践的でした。
――知り合いもどんどん広がっているご様子に見えます
ガンさん そうそう。知人を介してまたネットワークも広がって、DIY作業で声をかけられて、手伝いにいく機会も増えましたね。そういうのも全部楽しいし勉強になっている。この間は、解体した家からもらってきたユニットバスを取り付けたいという話が来て、僕自身も初めてながら、取り付けましたよ。
――休日の使い方がだいぶ変わっているんじゃないですか
ガンさん 本当にそう思います。ドライブに出かけるか、家でゴロゴロするかといった休日だったので……いい時間の使い方が増えたなと思っています。
――今後ヤマナハウスの月例作業で、どんなことをしていう予定ですか?
ガンさん 「トイレを増やそう」「風呂を作ろう」という話が出ていて。その辺は早く整備していきたいと思っています。
――改めて、ヤマナハウスの面白さをどう感じているか、教えてください
ガンさん 本当に無限の可能性がある場所だと思いますね。やりたいと思ったことを自由にできる。かつそれを受け止めるだけの広さがある。自分1人ではできないことでもいろいろな意見が出て、気づいたら形になっていくのが非常に面白いなと感じています。

