法人・団体

企業研修~異業種交流研修「ALIVE」とのコラボ

2022年6月~8月の3カ月間、ヤマナハウスが越境学習型プログラム「ALIVE」の答申先となり、コラボレーションをしました。「ALIVE」に参加しているのは、さまざまな企業の若手リーダー層。実際にヤマナハウスを来訪し、理解を深め、そして6チームに分かれてヤマナハウスへの提案をまとめてくれました。どんな場だったのか、ご紹介します!

越境学習型プログラム「ALIVE」とは

各種団体が抱えるリアルな課題に対して、複数の企業から参加する数十名のビジネスリーダーたちが、業種、業界問わず混成されたチームで、3ヶ月間全4回のセッションを通じて課題解決を行うプログラムです。一般社団法人ALIVEが運営しているもので、答申先は全国のさまざまな団体が対象です。今回、ヤマナハウスはその答申先の1つとして参画しました。

はじまりは?

ALIVEの皆さんが答申先候補団体を探していたときに、ヤマナハウスを知る人が話題に出してくれたそうで、「答申先としてどうだろうか」という打診を頂きました。答申先というのは、その団体の課題解決に向けての提案をもらえる立場だということ。外部から客観的に意見をもらえる機会だし、これまで接点のない企業若手リーダーたちが訪れてくれる機会としても有効! と考えて、参加することにしました。

具体的にどういうことをしたの?

今回ヤマナハウスでのプログラムには、企業派遣のリーダーたち約30人と、関係者・運営メンバー10人ほどが参加しています。さらに「ALIVE」の特徴は、答申先メンバーも各チームに参加して一緒に活動するとのこと。そこで、ヤマナハウスメンバーから有志を募り、6人がチームに参加しました。
 

プログラムは全4回。初回はオンラインで、各チームの交流をはかります。あわせてそこで、ヤマナハウスの紹介と、今回考えてほしいお題を提示しました。
 

お題は「日本の里山を持続可能にしていきたい~2027 年に延べ来訪者数(年間) 1,560 名の里山が3箇所(ヤマナハウス含む)できているにはどうしたらよいか」を出してみました。実際には結構ハードルが高い数字。でも、これくらい大きなところから考えてもらうと、何か新しいアイデアが出るのではないかと期待したのです。
 

第2回目は実際に全員がヤマナハウスに来訪。どういう場所かを知って、その場所でお題を議論して、さらにBBQも楽しんでもらいました。
 

実はALIVEのセッション中はお題を考える以外のプログラムも多く、実際にはセッションの合間に各チームでたくさん議論を重ねたようです。第3回目は近くのみよし交流館で中間発表を聞いてフィードバック。そして第4回目はオンライン&東京の会場で、最終発表会と振り返りが行われました。
 

最後の発表は、どのチームもおもしろい観点がありました。短い期間なのにヤマナハウスの本質的な課題に目を向けたり、「こんな団体と組んだらどうか」と具体的に発掘して紹介してくれたりしたチームもありました。
 

コラボレーションを行ってみて

今回、第2・第3セッションでは、研修会場としての受け入れ対応もヤマナハウス側でおこないました。スケジュールを事務局の皆さんと詰め、食事の段取りや、地元ヒアリングなどのサポートも行いました。
 

幸いにも晴れたので、ディスカッションや昼食の時には主屋、土間、ウッドデッキ、等々を、チームごとに自由に使ってもらいました。BBQ交流会にはヤマナハウスメンバーも参加し、総勢約60人でのにぎやかな場となりました。
 

こうした企業研修とのコラボレーションは初めての試みでしたが、ヤマナハウスならびに南房総フィールドが活用できることを確認したいい機会となりました。その後もヤマナハウスをALIVEの企画合宿時に使って頂くなど、ご縁が続いています!

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