先日、ヤマナアカデミーの狩猟編を行いました。自給自足の中でも最も確保が大変な「肉」。イノシシを始めとした野生鳥獣の捕獲や解体の方法を学ぶ講座です。
ヤマナアカデミーHP→https://www.yamanaacademy.com/
まずは参加者さん同士のアイスブレイクのために自己紹介タイムです。

有害駆除と狩猟の違いを説明。ヤマナハウス周辺の昔と今の違いを航空写真で確認しながら、里山整備と狩猟の関わりを紐解いていきます。「昔はイノシシなんていなかった」「今はイノシシなんてどこにでもいる」という70代のおじいさんの言葉が具体的にどういうことなのか、狩猟目線で話しました。

今回は1日に凝縮したプログラムだったので、事前に保存しておいたイノシシを活用して解体体験。それとは別に当日2頭も捕れたので、内臓抜きから皮剥き、部位分けを一通り学びました。初めのうちは毛の付いたイノシシを見て引いていた方も徐々に慣れてナイフを扱っていました。

一通り解体した後はバーベキューでイノシシ肉(館山市内のジビエ加工施設で衛生基準を満たしたもの)を堪能。先ほどまで自分の手で解体したこともあって、どの部位を焼いてるか、脂が乗った個体などの通常のバーベキューとは異なる目線で食べていたのが印象的です。

脂の乗った背ロース肉を準備しました。

食べた後は食後の軽い?運動。ヤマナハウスの裏山に登りながら、獣道の見分け方やくくり罠のし掛け方を説明しました。

ヤマナハウスへ戻ってきて本日のまとめ。今回解体したイノシシが罠に掛かっている動画を見なながら、実際に罠に掛かったときにどうなるか説明。イノシシを殺して食べるということを学んだ1日でした。

ヤマナアカデミー、次回はアウトドア編。大房岬自然の家の白井さんをお呼びしてブッシュクラフトや火起こし、テント張りやキャンプ飯の作り方など、アウトドアの基礎をがっつり学べます!
イベントページは下記です。
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