10日は「はじめての野草採集講座」を行いました。講師は出張女将の木村さんです。
十数種類の野草をみんなで採集、調理、盛り付けしました。
講座に合わせた着物(藍色、帯は田植えをする人)で演出いただきました。
まずは参加者さん同士が仲良くなるための仕掛け-アイスブレイクタイム。お互いの情報を紙に書き込んで自己紹介をし合います。
続いて、今日の講座の目標を写真で確認・説明を聞きながら(上の写真はメニューのひとつ、華散らし丼です)イメージを膨らませます。
そして実習。野草の見分け方を学びながら採集して行きます。スギナ、ヨモギ、カキドオシ、ミツバ、セリ、タネツケバナ、ウコギ、ヤブカンゾウなどなど、たくさんの野草を採集しました。スイセンやトリカブトなどの毒草にも注意です。
ヤマナハウスへ戻って来てからは実際に手を動かして、採集した野草を調理します。ヨモギはジェノベーゼ風のペーストにして、ミツバと合わせて豚肉と一緒に巻いたりしました。前菜だけで5種類作り、そこにはふんだんに野草を使用しましたが、一般的な「野草の天ぷら」は作らず、全てひと手間加えて形の調理を学びました。
同時に飾りに使うような野草をテーブルへセットし、各自でそれらを盛り付けながらそれぞれの野草料理を作ります。テーブルの中心に置いてある花瓶の野草も全て自由に飾り付けに使うことができるので、色とりどり個性豊かなコースができあがりました。
今までは「雑草」と一括りにしていた野草も「食べて美味しい野草」「毒がある野草」「飾りに使える野草」など、大きな区分と種の名前が紐づくようになると世界が広がります。今回の野草講座をきっかけに野草へ興味を持ってもらうキッカケができると良いですね(^^)
そしてヤマナハウスでは野草講座を始めとして「ヤマナアカデミー」の企画が進行中です。自給自足を年間通して学んでしまおうという当企画。もう少しで発表できるのでお楽しみに(^^)v
